子供の歯並びを改善 拡大床 を用いた 床矯正 尼崎 立花駅 はまうらパーク歯科・矯正歯科
2021年12月22日
子どもの歯並びが気になるということで来院された方をご紹介します。
8歳の男の子です。
下の歯が、叢生と呼ばれる重なった状態になっています。
この状態では、乳歯より大きい永久歯が生えてくるスペースがありません。
永久歯が生え進んでいくにつれ、より叢生が強くなるリスクが生じます。
今回は、下顎の永久歯の萌出スペースを確保するために拡大床と呼ばれる床矯正装置を用いました。
およそ1年後の状態です。
重なりが解消され、さらに隙間ができています。
この状態であれば、永久歯がさらに萌出しても十分に並ぶ可能性が高いです。
成人の場合、叢生を矯正治療を用いて改善しようとすると、そのスペースを確保するために抜歯が必要なことがあります。
当院では、せっかく生えてくれた永久歯をしっかり使えるようにしたいという思いで矯正治療をおこなっています。
早期に治療を行うと、抜歯を伴う治療を回避できる可能性も高くなります。
叢生で悩まれているご家族は一度ご相談ください。
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- リスク
小児の矯正治療は、当院では床装置と呼ばれる取り外しができる装置を用いて行なっています。
使用している時間・期間によって治療効果に差が生まれます。
使用状況によっては想定の結果が出ないことがあります。
また、小児の成長状態・成長過程によって想定の結果が出ないことがあります。 - 治療期間
今回のケースでは、動かす期間がおよそ1年、保定期間として1年となりました。
小児の矯正治療は、治療開始年齢によりますが平均2年となっています。 - 費用
当院では、小児の矯正治療は検査料込み44万円(税込)となっています。
装置が装着されるとう蝕や歯肉炎のリスクが上がります。
う蝕予防・歯肉炎予防としての口腔環境の維持のために月に1度来院していただくことをお願いしています。
その際のご費用負担は、上記予防処置として健康保険の適用範囲で行なっていますので、平均約800円〜2000円となっています。